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栃木県議会議員  山田みやこ公式サイト

会派代表質問「荒井退造氏の功績を通じての平和教育を学ぶ機会について」

2017年9月22日

この議題について山田みやこのこれまでの取組

荒井退造氏の顕彰活動を広げるため、沖縄、兵庫、栃木の三県交流を推進

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太平洋戦争時の沖縄県で警察部長を務めた本県出身の「荒井退造氏の功績を通じての平和教育を学ぶ機会について」、教育長への質問。

沖縄戦が激しくなる中、沖縄県民を県外や島北部に疎開させ、20万人と言われる人々の命を救ったとされる「二人の島守(しまもり)」と言われた人物がいる。一人は兵庫県出身の島田叡(しまだあきら)県知事、もう一人は本県出身の荒井退造警察部長だ。二人は、沖縄県に住民を残して病気等を理由に離れる県幹部が増えていく中でも、強い使命感も持って、命がけで強力なリーダーシップを発揮し、県民保護に奔走した。

摩文仁(まぶに)の丘には、本県出身南方戦没者3万1,495人の鎮魂と平和を守る「栃木の塔」があり、その右隣には二人の終焉之地としての「島守の塔」があり、背中合わせに兵庫県の慰霊塔「のじぎくの塔」が立っている。

荒井退造氏は、沖縄県で沖縄の恩人として知らない人はいないとも言われているが、本県ではほとんど知られていない。荒井氏の功績や善行を称え、県民に広く伝え語り継ぐことを目的として、NPO法人や荒井氏に関係する本県の人々によって、顕彰運動が始まっている。沖縄県と兵庫県はすでに50年以上前から交流があるそうだが、戦後70年を節目に一昨年から本県も加わり3県交流が本格的に始まった。今年7月には宇都宮市内で3県の関係者が集り、フォーラム「退造の生きざまから、何を学ぶべきか」が開催され、トライアングルパネル討論会などで交流を深めた。

県教育委員会では、県立高校生が栃木の歴史を学ぶために作成した資料集「とちぎから見る世界と日本」の中に、荒井退造を学ぶ教材を取り上げていると聞いている。このような教材を活用した授業は、本県にも偉大な功績を残した人物がいることを学ぶ良い機会になり、次世代につなぐ顕彰になる。本県出身の偉人・荒井退造氏の功績を通して、高校生が平和の尊さ、命の大切さを学ぶ機会を増やすことが必要。

高等学校における歴史の授業では、過去の戦争について、歴史的背景や影響を国際的な視点から考察して学習している。こうした歴史教育を踏まえ、各学校では、広島、長崎、沖縄への修学旅行の機会を捉え、現地での資料館の見学や戦争体験を聞くことなどを通して、戦争の悲惨さと平和のとうとさを生徒に実感させている。これに加え、県教育委員会では、資料集を作成し、荒井退造氏の功績とともに、戦火の迫る沖縄から家庭に当てて書いた手紙を取り上げ、当時の人々の思いを知る貴重な教材として各学校での活用を促している。

今後とも、戦争や平和について学ぶ機会を一層充実させ、平和で民主的な社会を実現しようとする態度を養い、国際社会において主体的に行動できる力を育成していく。(宇田貞夫教育長)

荒井退造さんのこれまでの沖縄における功績については、一人一人の県民が大いに知るべきであるというふうに改めて私も思っている。そんな中、NPO法人として顕彰する会が活動を先行して行ってくれており、また、沖縄においては野球大会が開催されて、島田叡知事カップ野球大会みたいなものが催されているということも聞いている。今後、3県が交流していく中にあって栃木県として行政がどう関与できるかというのは、民間の活動状況なども見ながらともに考えていきたい。(知事)

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